【必見】シロアリ駆除のメリット・デメリット
「まさか、うちの家にも…!?」
自宅で羽アリが飛んでいるのを見たり、不審な土の筋(蟻道)を発見したりしたら、誰もが凍りつくことでしょう。
その瞬間、「これってシロアリ?」「どうしたらいいの?」「放置しても大丈夫なの…?」と、様々な不安が頭をよぎるはずです。
シロアリは、目に見えない場所で静かに大切な住まいを蝕む「見えない敵」。
その被害を放置すれば、取り返しのつかない事態になることもあります.。
この記事では、シロアリ駆除を行うべきか迷っているあなたが、自信を持って最善の決断を下せるよう、
9つのメリットと5つのデメリットを明確にし、長期的な視点での費用対効果を徹底解説します。
大切なわが家と家族の安心を守るため、シロアリ発生時の「困った!」を「安心」に変える知識を、今すぐ手に入れましょう。
まだシロアリが出る前の予防対策のメリット・デメリットはこちらをご覧ください!
シロアリ発見!「駆除すべきか?」と迷うあなたへ
目の前のシロアリ、放置したらどうなる?その恐ろしい末路
自宅でシロアリの兆候を発見しても「後回し」は非常に危険です。
- 地震時の倒壊リスクが大幅に高まる
被害が進むほど、住宅の耐久性や耐震性が低下し、地震時の倒壊リスクが大幅に高まります。
阪神・淡路大震災でも、倒壊したご自宅の8割以上がシロアリ被害を受けていたという報告があるほどです。 - 住宅の資産価値が著しく低下
放置による被害は、構造だけでなく経済的損失も甚大です。
初期の対策費用は抑えられますが、被害が広がれば数百万円から1000万円を超える莫大な修繕費用が発生する恐れがあります。
また、住宅の資産価値が著しく低下し、売却時にも不利になります。 - 断熱性能が低下し、光熱費が増加する
シロアリは木材だけでなく断熱材も食することがあります。
住宅の壁内や床下の断熱層に隙間や穴ができてしまい、本来の断熱性能が失われます。
結果、冷暖房の効率が悪くなり、結果として光熱費の増加に繋がります。 - 不快害虫や衛生問題、健康被害
さらに、シロアリが好む湿気はカビや腐朽を加速させ、ダニ・ゴキブリなどの不快害虫や衛生問題、健康被害にも繋がります。
放置は、住宅と家族の生活の質を大きく損なう「恐ろしい末路」を招きます。
駆除で得られる「安心」と「代償」の全貌
シロアリの被害に直面した際、多くの人が「駆除すべきか?」という問いに悩みます。
駆除を行うことには、確かに「代償」(費用や手間)が伴いますが、それ以上に大きな「安心」が得られます。
駆除の「安心」とは、単に目の前のシロアリがいなくなることだけではありません。
- 住宅の構造が守られる安心: 健全な構造材が保たれ、大切な家が長持ちします。
- 耐震性が維持される安心: 地震などの災害時にも、家が家族を守る砦となりえます。
- 将来の経済的負担軽減の安心: 被害が拡大して莫大な修繕費がかかるリスクを回避できます。
- 健康的な住環境の安心: カビや他の害虫の発生リスクも低減されます。
- 精神的な安心: 「見えない敵」への不安から解放され、心穏やかに暮らせます。
一方で、「代償」とは主に初期費用や施工時の制約などを指します。
しかし、この代償は、放置した場合の「恐ろしい末路」と比較すれば、決して高すぎるものではありません。
シロアリ駆除の「9のメリット」:放置では得られない安心と価値
メリット1:住宅の倒壊リスクを低減できる
シロアリは、建物を支える土台、柱、梁といった主要な構造材を内部から食い荒らします。
これにより、木材はスカスカになり、見た目は健全でも中身はボロボロの状態に。
住宅全体の強度が著しく低下し、特に地震の多い日本では、耐震性が失われます。
シロアリ駆除を行うことで、この食害を止め、構造の健全性を回復・維持し、地震発生時の倒壊リスクを最小限に抑えることができます。
これは、家族の命を守る上で最も重要なメリットです。
メリット2:高額な修繕費用を回避できる
シロアリ被害を放置すると、被害は拡大し、最終的には莫大な修繕費用が発生します。
食害された木材の交換や大規模な補修には、数百万円から時には1000万円を超えるような費用がかかることも珍しくありません。
しかし、早期に駆除を行うことで、被害が進行するのを食い止め、このような高額な修繕費用を未然に回避することができます。
駆除費用は発生しますが、将来の莫大な出費を防ぐための、賢い先行投資と言えるでしょう。
メリット3:住宅の資産価値を維持できる
シロアリ被害は、住宅の健全性を損なうため、その資産価値も大幅に低下させます。
将来、自宅を売却する際に、シロアリ被害の有無は重要な評価ポイントです。
被害が確認されれば、売却価格が大幅に引き下げられたり、買い手が見つかりにくくなったりします。
シロアリ駆除を行うことで、住宅の健全な状態を保ち、その資産価値を維持し、将来の売却時にも有利に取引を進めることが可能です。
メリット4:雨漏りやカビの発生を防げる
シロアリは湿気を好むため、雨漏りや結露などで湿った木材がある場所は格好の活動場所です。
シロアリが木材を食害することで、さらに湿気がこもりやすい環境を作り出し、カビの発生や木材の腐朽(腐り)を加速させます。
駆除を行うことで、この悪循環を断ち切り、湿気環境の改善に繋がり、カビや腐朽といった二次被害を防ぐことができます。
メリット5:不快害虫の発生や衛生問題を防げる
シロアリの活動そのものが不快感を与えるだけでなく、彼らの糞や死骸、蟻道などが衛生的な問題を引き起こすことがあります。
また、シロアリが集まる湿度の高い環境は、ゴキブリやダニなどの他の不快害虫の温床にもなりやすく、アレルギーや喘息などの健康被害、そして住環境の悪化にも繋がりかねません。
駆除を行うことで、これらの不快害虫の発生を抑制し、衛生的で快適な住環境を取り戻せます。
メリット6:床の軋みや建付け不良を改善できる
シロアリに食害された木材は強度が落ち、住宅の構造自体がゆがみやすくなります。
これにより、日常生活で以下のような不便や異変が生じます。
- 床のきしみやフワフワ感: 床を踏むとギシギシと音が鳴ったり、一部が沈むようなフワフワした感触があったりします。
- 壁のひび割れや傾き: シロアリ被害によって柱や壁が歪むことで、壁に不自然なひび割れが生じたり、壁自体が傾いたりすることがあります。
- ドアや窓の開閉不良: 建物の歪みにより、ドアや窓の建付けが悪くなり、スムーズに開閉できなくなります。 駆除とそれに伴う補修を行うことで、これらの症状を改善し、快適な日常生活を取り戻せます。
メリット7:断熱性能の低下と光熱費増加を食い止められる
シロアリは木材だけでなく、発泡スチロール系などの断熱材も食害することがあります。
断熱材が食害されると、住宅の壁内や床下の断熱層に隙間や穴ができてしまい、本来の断熱性能が失われます。
これにより、夏は外からの熱が侵入しやすくなり、冬は室内の暖かい空気が逃げやすくなるため、冷暖房の効率が悪くなり、結果として光熱費の増加に繋がることになります。
駆除を行うことで、断熱材の損傷を食い止め、快適な室内環境と省エネ効果を回復できます。
メリット8:他の被害(電気配線など)誘発を防げる
シロアリは木材が主食ですが、その移動経路や活動範囲にあるものなら、木材以外のものも食害することがあります。
特に、電気配線の被覆材(ビニールなど)や、給排水管の断熱材、プラスチック製の配管などを食害するケースが報告されています。
電気配線が食害されると、ショートによる火災のリスクや、漏電、あるいは家電製品の故障に繋がる可能性もゼロではありません。
駆除を行うことで、こうした予期せぬ二次被害の発生を防ぐことができます。
メリット9:ご近所への被害拡大を防げる
シロアリは、特に羽アリの群飛(ぐんぴ)によって新しい場所を求めて移動します。
もしあなたの家でシロアリ被害を放置していると、そこから発生した羽アリが風に乗って近隣の住宅に飛び移り、新たな被害を引き起こす可能性があります。
これは、ご近所との関係悪化やトラブルの原因となることも考えられます。
駆除を行うことで、地域コミュニティにおける責任を果たし、ご近所への被害拡大を防ぐことができます。
シロアリ駆除の「10のデメリット」:知っておくべき現実
デメリット1:まとまった初期費用が発生する
シロアリ駆除を行う上で、最も多くの人が懸念するのが「費用」でしょう。
専門業者に依頼する場合、被害状況に応じた調査費、薬剤費、施工費など、まとまった初期費用が必要になります。
特に被害が広範囲に及んでいる場合や、特別な工法が必要な場合は、数十万円から、深刻なケースでは100万円を超えることもあります。
この初期費用が、対策をためらう主な理由となることが少なくありません。
デメリット2:施工時の手間や一時的な制約がある
シロアリ駆除の施工時には、ある程度の「手間」や「制約」が生じる可能性があります。
薬剤散布を伴うバリア工法の場合、床下だけでなく、状況によっては壁への穴開けや、室内の家具を移動させる必要がある場合もあります。
また、薬剤特有の臭いが一時的に発生したり、作業中の音がしたりすることもあります。
ベイト工法の場合も、屋外にステーションを設置し、定期的な点検作業が必要となるため、そのためのスペースや時間が必要となります。
これらの制約が、生活に一時的な影響を与える可能性があります。
デメリット3:薬剤への懸念を持つ場合がある
シロアリ駆除には薬剤が使用されることが多いため、その安全性について懸念を抱く方もいるかもしれません。
特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、健康への影響を心配されるのは当然です。
過去には強い薬剤が使われていた時代もありましたが、近年では、人体や環境への安全性が高く配慮された薬剤が主流となっています。
しかし、それでも薬剤アレルギーを持つ方や、化学物質過敏症の方にとっては、少なからず不安要素となり得ます。
業者選びの際には、使用する薬剤の種類や安全性についてしっかりと確認し、説明を求めることが重要です。
デメリット4:被害状況によっては大規模な工事になる
シロアリ被害が進行し、住宅の主要構造材が大きく損傷してしまった場合、単にシロアリを駆除するだけでなく、食害された木材の交換や補強といった大規模な工事が必要となることがあります。
床や壁の解体、基礎の補修など、工事の範囲が広がるため、工期が長くなり、生活への負担も大きくなります。
これは、被害を放置したことによる結果であり、デメリットとして受け止める必要があります。
デメリット5:住宅に穴を開ける場合がある
シロアリの侵入経路や被害箇所が特定されている場合、床下からの薬剤散布だけでは届かない壁の内部や、基礎の内部に薬剤を注入するために、外壁や床に小さな穴を開ける「穿孔(せんこう)処理」が必要になることがあります。
これらの穴は施工後に塞がれ、目立たないように補修されますが、事前にその可能性があることや、補修方法について業者に確認しておくことが大切です。
見た目への影響が気になる方にとってはデメリットとなり得ます。
デメリット6:業者との日程調整が必要になる
専門業者にシロアリ駆除を依頼する場合、お客様の都合だけでなく、業者のスケジュールに合わせて工事日程を調整する必要があります。
特にシロアリが活発になる時期や、被害が多く発生する繁忙期は、希望する日程での予約が取りにくいこともあります。
緊急性を要する場合でも、業者との連絡や日程調整に時間がかかる点は、デメリットとして挙げられます。
シロアリ駆除の「費用」は?:相場を知って納得の選択を
予防と駆除の費用相場:状況によって何が違う?
シロアリ対策の費用は、「予防」と「駆除」で大きく異なります。ご自身の状況がどちらに当てはまるか、まず確認しましょう。
被害がない場合の予防費用
シロアリ被害がまだ発生していない段階で予防策を講じる場合、費用は比較的安価に抑えられます。
これは、シロアリを寄せ付けないための「バリア」を作る工事が中心となるためです。
- 費用相場: 一般的な戸建て住宅(30~40坪程度)であれば、10万円~20万円程度が相場とされています。
- 主な内容: 床下木部への薬剤散布、土壌処理などが中心となります。
- 費用対効果: この予防費用は、将来発生しうる莫大な修繕費用(数百万円以上)を回避するための、最も費用対効果の高い「賢い投資」と言えます。
被害がある場合の駆除費用(被害状況別の目安)
既にシロアリ被害が発生している場合は、予防に加えて「駆除」が必要となります。
駆除費用は、被害の範囲や深刻さによって大きく変動します。
- 費用相場: 被害状況によりますが、数十万円から、深刻な場合は100万円を超えることも珍しくありません。
- 主な内容: シロアリの巣の特定と根絶、食害された木材の補修・交換、必要に応じた床や壁の解体・復旧などが含まれます。
- 費用変動要因: 被害が広範囲に及ぶほど、また構造材にまで及んでいるほど費用は高くなります。作業の難易度(床下の狭さなど)も影響します。
費用を左右する具体的な要因
シロアリ対策の費用は、単に住宅の面積(坪数)だけでなく、様々な要因によって変動します。これらの要因を理解することで、提示された見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
住宅の規模や構造が費用に与える影響
- 住宅の坪数・延べ床面積: 作業範囲が広がるため、面積が広いほど使用する薬剤の量や作業時間が増え、費用は高くなります。
- 基礎の種類(布基礎・ベタ基礎): 布基礎の場合は土壌処理の範囲が広くなりがちで、費用に影響することがあります。
ベタ基礎はコンクリートで覆われているため、侵入経路が限定的になることが多いですが、ひび割れからの侵入には注意が必要です。 - 建物の構造の複雑さ: 床下の高さが低い、点検口が少ない、配管が入り組んでいるなど、作業が困難な場合は追加料金が発生することがあります。
被害の深刻度と作業の難易度
- 被害の有無と程度: 予防(被害なし)が最も安価で、軽微な被害であれば比較的安価な駆除で済みます。
しかし、被害が広範囲にわたる、主要構造材に深刻なダメージがある、といった場合は、駆除に加えて大規模な補修工事が必要となり、費用が大幅に跳ね上がります。 - シロアリの種類: ヤマトシロアリより、加害力が強く巣の規模も大きい* *イエシロアリ **の駆除の方が費用が高くなる傾向があります。
- 作業の難易度: 床下に残置物が多い、土埃がひどい、作業スペースが狭いなど、作業環境が悪いと手間が増え、費用に影響することがあります。
プロのシロアリ駆除:確実性と安心感の理由
プロが行う徹底的な調査と診断のプロセス
プロのシロアリ駆除業者がまず力を入れるのが、徹底した調査と診断です。
これは、自分で見つけるのが難しいシロアリ被害の全貌を正確に把握するために不可欠なプロセスであり、確実な駆除の第一歩となります。
専門家ならではの知識と経験、最新機器の活用
シロアリの専門家は、長年の経験と豊富な知識を持っています。
彼らはシロアリの生態、種類、侵入経路、被害の進行パターンを熟知しているため、素人が見落としがちなわずかな兆候も見逃しません。
また、目に見えない場所の被害を発見するために、以下のような最新の調査機器と技術を駆使します。
- ファイバースコープ: 壁の内部や天井裏、狭い床下など、人の目が届かない場所を詳細に確認できます。
- 熱画像カメラ(サーモグラフィー): シロアリの活動によって発生する微細な温度変化を捉え、木材内部の被害箇所やシロアリの集団を特定するのに役立ちます。
- 打診棒: 木材を軽く叩き、その音の変化で内部の空洞化や食害の有無を判断します。
- 含水率計: 木材の湿度を測定し、シロアリが好む湿潤な環境の箇所や、雨漏りの影響を受けている場所を特定します。
これらの専門的な知識と機器を用いることで、表面上は何ともないように見えても、内部で進行している深刻な被害を早期に発見し、適切な対策へと繋げることが可能になります。
見えない被害の正確な把握と報告
プロの業者は、調査で得られた情報を基に、シロアリの種類、被害の範囲、侵入経路、そして巣の場所までを正確に把握します。
そして、その状況を写真や動画、詳細な報告書を使って、お客様に分かりやすく説明してくれます。
普段目にすることのない床下や壁内の状況を、視覚的に確認できるため、お客様は自身の住宅が抱えるリスクを正確に理解し、納得した上で駆除計画を進めることができます。
この透明性が、プロに依頼する大きな安心感に繋がります。
まとめ:駆除は「今」が肝心!賢い判断で安心を
放置のリスクと駆除のメリットを天秤にかける
シロアリの兆候を発見した今、あなたは「放置する」か「駆除する」かの選択を迫られています。
放置した場合の恐ろしい末路(耐震性の低下、高額な修繕費用、資産価値の低下など)は、見過ごせない現実です。
一方で、プロによる駆除は、初期費用は発生するものの、住宅の倒壊リスク低減、高額修繕費用の回避、資産価値の維持、精神的な安心など、多くのメリットをもたらします。
この二つを天秤にかけ、どちらが本当にあなたにとって賢い選択なのかを冷静に判断することが重要です。
費用と効果を正しく理解し、後悔しない選択を
「費用が高いのでは?」という不安は当然です。
しかし、シロアリ対策は目先の出費ではなく、大切な住宅の健全性を保つための「投資」と捉えるべきです。
プロによる確実な駆除と長期保証は、結果的にトータルコストを大幅に抑えることに繋がります。
自分でできることの限界を理解し、プロの専門性と費用対効果を正しく評価することで、後悔しない最適な選択ができます。
プロにシロアリ駆除を依頼する際は、シロアリ対策パートナーズに問い合わせるのがオススメ
シロアリ対策パートナーズでは、厳しい審査や、独自の施工基準、経営状況のチェックなどをクリアした優良企業をお客様にご紹介することで、「信頼できるシロアリ業者選び」をサポートしています。
是非お気軽にお問い合わせください。