【南海トラフ警戒地域の方へ】地震対策の新常識!シロアリ対策が命と家を守る
南海トラフ巨大地震
将来必ず来ると言われている大震災に備え、多くの人が耐震対策を考えています。
しかし、多くの方が見落としてしまうのが「シロアリ被害」。
実は、シロアリ被害は家の耐震性を劇的に低下させ、本来耐えられるはずの揺れでも倒壊を招く恐れがあります。
地震から命と家を守るなら、床下のシロアリ対策は今や「必須の防災」です。
本記事では、地震被害を最小限に抑えるための新常識と、今すぐ実践すべき点検・予防法を詳しく解説します。
南海トラフ地震を簡単にまとめると
南海トラフ巨大地震は、駿河湾から日向灘沖を震源域とする最大級の地震です。
発生確率は今後30年以内で「80%程度」とされ、いつ起きてもおかしくない危機的状況にあります。
想定される最大震度は7。
被害範囲は関東から九州までの広域に及び、巨大な津波も予測されています。
特に懸念されるのは家の倒壊。
シロアリ被害で耐震性が低下した家は、激しい揺れに耐えきれず一瞬で崩れる恐れがあります。
日本で発生するシロアリの種類
実際に被害をもたらすシロアリを紹介します。
これらのシロアリから大切な家をまもらないといけません。
ヤマトシロアリ
日本全体で見られる最も一般的なシロアリです。
湿った木材を好み、主に床下の土台や柱を食べてしまいます。
大きな巣を作らず移動しながら被害をもたらすため、早期発見がとても重要です。
イエシロアリ
関東より西側の沿岸部で見られるシロアリです。
100万匹規模の巨大な巣を作って活動します。
水を運ぶ能力もとても高く、床下だけでなく、屋根裏まで被害が及ぶことも。
被害のスピードが極めて速く、建物へすさまじい被害をもたらします。
外来種のシロアリ(アメリカンザイシロアリなど)
乾いた木材のみで生きられる恐ろしい外来種のシロアリです。
家具や屋根裏など、場所を問わず家に侵入してきます。
砂粒状のフンを出すのが特徴で、これまでの予防では侵入を防ぎにくく、そして駆除がとても困難なシロアリです。
シロアリ被害を受けるとどうなるか?
これらのシロアリから、大切な家が被害を受けてしまった場合、どうなってしまうか。
耐震性が非常に低下、地震の際の倒壊リスクが増す
シロアリが柱や土台の内部を食べてしまうことで、家の耐震性がとても低下します。
一見丈夫そうに見えても、支える力が失われているため、地震の際にもともとの耐震性能を発揮できず、一瞬で全壊・倒壊してしまうリスクが激増します。
カビの発生により、健康被害とさらなる耐震性の低下へ
シロアリが作った通り道(蟻道)や被害箇所には湿気が溜まりやすく、カビの発生を招きかねません。
その結果、喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎といった健康被害を引き起こす恐れがあります。
また、カビの放置は「木材腐朽菌」の繁殖に直結するため注意が必要です。
木材を腐らせるこの菌は、シロアリと同様に柱や土台をボロボロにしてしまい、結果として家の耐震性をさらに低下させてしまいます。
断熱性の低下と住宅設備の故障、漏電リスク
シロアリが食べるのは木材だけではなく、断熱材や電気配線のカバーも食べるケースは珍しくありません。
これによって断熱性能が低下するばかりか、配線の露出から漏電・火災を招いたり、インターホンなどの家電が故障したりするリスクも生じます。
建物構造への深刻なダメージと併せて、私たちの生活インフラそのものを脅かす恐れがあるのです。
高額な修繕費用の発生(地震保険が適用されない)
シロアリ被害は多くの場合、地震保険が適用されません。
家の耐震性がとても低下する上、万が一の際の補償も受けられないという、最悪の事態になります。
シロアリ被害を放置すると、修繕費用は200万円を超えるケースも少なくありません。
不動産としての価値が下がる(欠陥住宅)
一度でもシロアリ被害を受けたことがあれば、将来、家を売却する際には告知事項になります。
構造上に「欠陥あり」と判断されやすく、資産価値が大幅に低下します。
これにより買い手がつかなかったり、大幅な値引きを強いられたりする原因になります。
シロアリ対策が南海トラフ地震をはじめとする地震対策につながる理由
耐震性の低下を防ぐから
地震の揺れに耐えるには、しっかりとした耐震性が必要です。
さらにいえば、地震の際に柱や土台が「しなる」ことで衝撃を吸収する「粘り」が必要になります。
しかし、シロアリに内部を食害されると木材は空洞化し、この粘りを失います。
シロアリ対策で木材の健全性を保つことは、そもそも家の耐震性が低下するのを防ぎ、地震の衝撃を正しく受け流すための必須条件なのです。
床下の改善につながり、耐震性を守ることにつながるから
シロアリ対策を行うことで床下のカビや湿気の改善にもつながります。
地震で倒壊した家の多くは「シロアリ」と「カビや湿気による木材の腐れ」のダブルパンチを受けていました。
シロアリ対策によってカビや湿気を防ぎ、木材を強い状態に保つことで、南海トラフのような大きな地震にも耐え抜く住まいを作る土台となります。
「耐震壁」の機能を正常に働かせられるから
現代の住宅は、壁に設置された「筋交い(すじかい)」や「耐力面材(たいりょくめんざい)」が揺れを食い止める仕組みになっています。
しかし、これらを支える土台や柱の根元がシロアリに食われていると、壁が踏ん張れずに外れてしまいます。
シロアリ対策を行うことは、壁本来の防御力を発揮させるためにも不可欠なのです。
柱と土台をつなぐ「接合部」の強度を守るから
地震の際、家において最も負荷がかかるのは、実は柱と土台をつなぐ「継手(つぎて)」や「仕口(しぐち)」といった接合部分です。
シロアリはこうした接合部分を好んで食い荒らします。
接合部が脆くなると、地震の激しい揺れで家がバラバラに解体するように倒壊してしまうため、シロアリ対策でここを守ることが大切です。
過去の震災事例から学ぶ!シロアリ被害と倒壊の関連性
過去の大震災では、建物の老朽化や地盤の弱さに加え、シロアリ被害も倒壊の要因として考えられています。
阪神淡路大震災
日本建築学会近畿支部によると、阪神淡路大震災では倒壊した住宅の約9割がシロアリ被害を受けていたという調査報告があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
熊本地震
京都大学や日本建築学会の研究チームによると、
2016年の熊本地震において、新耐震基準(2000年基準)を満たしていたにもかかわらず、シロアリ被害や腐朽が原因で倒壊・全壊した事例が専門家の調査で報告されています。
シロアリにより、接合部分や筋交いに被害を受けてしまっていたためです。
シロアリ対策は〇年に1度必要?その理由は?
シロアリ対策は5年に1度必要です。
なぜなら、現在使用されているシロアリ薬剤の有効期限は、法律や安全基準によって「5年」と設計されているからです。
現在のシロアリ薬剤は人体への安全性や環境保護を最優先に考えて作られています。
散布された薬剤は、5年ほどかけて徐々に分解され、自然に消えていくように設計されています。
つまり、5年を過ぎるとバリア効果が消失し、お家は無防備な状態に戻ってしまうのです。
例えば、新築時にシロアリ対策を行っていても、
6年目以降に点検を怠ったことで被害に遭うケースが後を絶ちません。
もし被害を受けてから修繕するとなれば、100万円単位の費用がかかることも珍しくありません。
ただし、5年ごとの予防(約10〜15万円)を続けていれば、そのリスクを最小限に抑えられます。
以上のことから、大切なお家の資産価値を守り、家の耐震性が低下するのを防ぐためには、薬剤の期限に合わせた「5年に1度」のメンテナンスが最も確実でコスパの良い選択と言えます。
シロアリ対策の費用は?
シロアリ対策の費用は、主に「予防」か「駆除」かによって大きく変わります。
「予防」とは、シロアリが「入ってくるのを防ぐ」ためのものです。
「駆除」とは、すでに「侵入しているシロアリを退治する」ためのものです。
なお、「駆除」にはシロアリの退治とともに、被害を受けた個所の修繕も発生します。
「予防」の費用(2階建て35坪の場合)
シロアリ予防対策の一般的な費用は、10万円~15万円です。
築15年以上の場合、床下にカビや湿気が発生しているケースが多く、その場合はカビや湿気の改善や対策も行います。
カビの改善や対策にかかる費用は、シロアリ対策と一緒に行うと5万円程度です。
それに対し湿気の改善や対策は、程度や方法にもよりますが、10万円~90万円です。
湿気の改善や対策、費用について、詳しくはこちらをご覧ください。
「駆除」の費用(2階建て35坪の場合)
シロアリ駆除の一般的な費用は、15万円~30万円です。
ただし、この費用に併せて修繕費用が発生します。
シロアリが出た=シロアリ被害を受けているためです。
修繕費用は、修繕箇所や程度によって異なります。
数万円で済む場合もありますが、100万円や200万円以上かかるケースも珍しくありません。
信頼できる優良シロアリ業者の見分け方と特徴はこちらをご覧ください。
【Q&A】南海トラフ地震とシロアリ対策に関するよくある質問
Q1:南海トラフ地震はいつ起こるかわからないのに、今からシロアリ対策をする意味はありますか?
A: 非常に重要な意味があります。
南海トラフ地震は明日起きてもおかしくありません。
シロアリ被害は地震の有無に関わらず、家の柱や土台をボロボロにし、放置するほど家の耐震性がとても低下する原因となります。
今対策をすることは、将来の地震による被害や倒壊を防ぐだけでなく、住まいの寿命を延ばすことにも直結します。
手遅れになる前に、着実な備えを始めましょう。
Q2:シロアリ対策をすれば、必ず地震で家は倒壊しませんか?
A: 必ず倒壊を防げるわけではありませんが、シロアリ対策は地震による倒壊リスクを大幅に軽減します。
シロアリ対策だけで完全に防げるわけではありません。
地震の規模や地盤、建物の耐震性能など他の要因も影響します。
その中でシロアリ対策は、「建物の耐震性能」を高めることに非常につながります。
シロアリ対策は、家具の固定、避難経路の確保など、他の対策と組み合わせて行うことで、より防災力を高める必須の対策です。
Q3:シロアリ対策は自分で行うのとプロに任せるのどちらが良いですか?
A: 圧倒的にプロにお願いするのが良いです。
確実性・安全性と安心、いずれをとってもプロのほうが良いです。
また費用がそこまで変わらないという側面もあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ:南海トラフ地震から命と家を守る!シロアリ対策という新常識
南海トラフ地震から命と家を守るためにはシロアリ対策が必須
南海トラフ地震に備えるなら、耐震補強だけでなく、シロアリ対策をセットで行うことが不可欠です。
なぜなら、シロアリ被害は家の土台を内側から空洞化させ、お家の耐震性がとても低下する最大の原因になるからです。
たとえ最新の耐震基準を満たしていても、肝心の柱がスカスカでは、巨大地震の激しい揺れに耐えることはできません。
阪神・淡路大震災の調査では、全壊した木造住宅の多くにシロアリ被害や腐朽が見られたというデータがあります。
外見は丈夫そうに見えても、支える力が失われた家は、地震の際に一瞬で崩れ去るリスクを孕んでいるのです。
だからこそ、定期的なシロアリ対策は「単なる害虫駆除」ではなく、「家族の命を守るための地震対策」として最優先で取り組むべき備えといえます。
信頼できる優良業者を選びは、シロアリ対策パートナーズに問い合わせるのがオススメ
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